常識か非常識か


ふと思ったんですが、ミスチルの新曲「しるし」のサビで、”だ〜りんだ〜りん”って聞こえる部分。
ほんとは何て言ってるんですかね。
歌詞サイトで調べたらわかりそうだけど、そのうち調べます(笑)


そのミスチルの「しるし」が主題歌になってるTVドラマ『14才の母』。
14才の中学生の女の子が妊娠し、心の葛藤の中で、家族、恋人、学校…とどのように接していくか。
命の大切さや生きることの意味とは何か、を問いかける作品だと思います。


最初の4話は見ていなかったんですが、土曜の昼間に総集編をやっていたので、見てみました。
そしたらずっと座って二時間全て見てしまいました。
中学生の女の子が子供を産んで育てるなんて、まず考えるのがおかしい…そう考える人が多いと思います。
義務教育も終えていない、社会的な常識や知識もまだ知らないのに、苦しむのは目に見えている。
中絶手術をすれば、これまで通り(少なくとも恋人とは別れても)普通の中学生として生活できる。
ただ、一つの生命を失うことで心にわだかまりが残るかもしれない。
産んで苦労するか、心のわだかまりを永遠に背負って生きていくか…自分だったら、この二つの観点から悩むんだろうなと思います。
でも主人公の女の子は、どちらがいいか、という利益衡量をするのではなく、
「産んで子どもと会いたい」「自分は子どもと出遭うために生まれてきた」との思いから、産むことを選ぶ。
一般的に考えれば、非常識かもしれないけど、それが純粋な気持ちなんだと思いました。
経済的な理由という障害がなければ、誰もが産むことを選ぶのか…決してそうではないと思います。
それが常識的だからという都合のいい理由に束縛されているのであって、命とは何なのかという本質を見失っている気がします。
このドラマではその本質的な部分と向き合い、考える機会を与えてくれる。
これからドラマの進展を見ていきたいと思います。


話は変わりますが、コメディードラマの『のだめカンタービレ』も一押しです。
気を抜いて笑って見れるのもいいですね〜
のだめと千秋という正反対のようなキャラですが、ボケと突っ込みのように見えて笑えます(笑)